白釉と黒釉の美しいコントラストで深みのある躍動的な表情。そして、四つ葉のかたちが食卓のアクセントになり、侘びの趣をモダンに楽しめる器です。
朝鮮唐津という昔ながらの技法で、今の暮らしに品のある装いをもたらせてくれる。そんな器をつくる唐津・土平窯の藤ノ木陽太郎さん。
唐津市鎮西町の山あいにある土平窯は、ゆるやかな斜面に工房や登り窯のほか茶室を構え、茶の文化を伝えてきた唐津の作家ならではの遊び心で迎えてくれます。
鳥のさえずり、風にゆれる木々の音。ゆったりとした自然の空間でおおらかに、そして、力強い唐津焼が日々、現代のかたちで生み出されているのです。
朝鮮唐津とは絵唐津・斑唐津など、代表的な唐津の装飾の一つ。 鉄分の多い土に、たっぷりの藁灰釉、そして、たっぷりの飴釉がかけわけられているのが特徴です。 古くは桃山時代から紡がれてきた作風です。
今の暮らしになじむ四つ葉のかたち。菓子を盛ったり、刺身やおかずを盛ったり。 ふだん使いで、ご愛用いただきたい器です。
【 ご購入時の注意 】
ひとつひとつ手作りでつくられているため、形や大きさ、ピンホール(小さい穴)や歪み方や釉薬の掛かり具合なども多少の違いがあります。手仕事の味わいと作品の個性、味わいとして表情をお楽しみいただけると幸いです。
同じものを複数ご注文いただいた場合は、なるべく大きさや雰囲気の近いものを選び、お届けいたします。在庫状況によってはご希望に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。
ブラウザーやモニターなど閲覧環境によって実際の色と多少異なって見えてしまうこともございます。あらかじめご了承ください。
※ご購入前にご利用規約を必ずご確認の上ご購入お願いいたします。
※商品の交換、ご返品は一切お受けできません。
【 サイズ 】 約W137mm × D137mm × H17mm
【重さ】約207g
【 素材 】 陶器
【 取り扱い 】 電子レンジ×、食器洗い洗浄機×、オーブン×
手づくりのため、色やサイズに若干の個体差があります。
YOTARO FUJINOKI 藤ノ木 陽太郎
佐賀県唐津市生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。 故郷である唐津市鎮西町の土平窯に戻り、父・土平さんのもとで学び、独立。 同地で土つくりから成形、焼成まで行い、身近な草花や鳥、虫などを描いた絵唐津や、現代的なモチーフの作品など多彩に生み出している。茶道具、花器、酒器、食器、そして動物を象った置物など幅広く制作し、古い技法に学びつつ、独自の世界観で唐津焼を伝える。