唐津の土平窯さんを訪ねたのは桜の美しい季節。
奥様のつくられた桜の花びらを敷き詰めたお弁当がとてもとても美しくて心から感動したのを覚えています。
敷地内にある茶室も自分たちで手がけたと聞いて驚くとともに、静かな佇まいの空間にひそやかな情熱を感じました。
こちらの絵唐津蓋物は唐津の土を使って、磁器によくみられる網目模様を施しています。
網目の柄は昔から、大漁を連想させる縁起の良い柄。
見込み(器の内側の部分)が広めですので料理を盛りやすい。
汁けのあるものや煮物のほかに、甘味などにも合いそうな上品な仕上がりです。
落ち着いたなかに食卓で存在感を醸してくれるでしょう。
【 ご購入時の注意 】
ひとつひとつ手作りでつくられているため、形や大きさ、ピンホール(小さい穴)や歪み方や釉薬の掛かり具合なども多少の違いがあります。手仕事の味わいと作品の個性、味わいとして表情をお楽しみいただけると幸いです。
同じものを複数ご注文いただいた場合は、なるべく大きさや雰囲気の近いものを選び、お届けいたします。在庫状況によってはご希望に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。
ブラウザーやモニターなど閲覧環境によって実際の色と多少異なって見えてしまうこともございます。あらかじめご了承ください。
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※商品の交換、ご返品は一切お受けできません。
【 サイズ 】 約W120mm × D120mm × H65mm(蓋込み)
【重さ】約270g
【 素材 】 陶器
【 取り扱い 】 電子レンジ×、食器洗い洗浄機×、オーブン×
手づくりのため、色やサイズに若干の個体差があります。
YOTARO FUJINOKI 藤ノ木 陽太郎
佐賀県唐津市生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。 故郷である唐津市鎮西町の土平窯に戻り、父・土平さんのもとで学び、独立。 同地で土つくりから成形、焼成まで行い、身近な草花や鳥、虫などを描いた絵唐津や、現代的なモチーフの作品など多彩に生み出している。茶道具、花器、酒器、食器、そして動物を象った置物など幅広く制作し、古い技法に学びつつ、独自の世界観で唐津焼を伝える。