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藤ノ木 陽太郎

斑唐津振り出し

斑唐津振り出し

Prezzo di listino ¥22,000 JPY
Prezzo di listino Prezzo scontato ¥22,000 JPY
In offerta Esaurito
Imposte incluse. Spese di spedizione calcolate al check-out.

茶席で、場をやわらげる役割を担う小さな茶道具「振り出し」。
手のひらに収まる小ぶりな姿、口が小さく、蓋のついたかたち。
金平糖や砂糖菓子を入れ、軽く振りながら一粒ずつ分ける。
その所作までも含めて味わう、茶の湯ならではの道具です。

斑唐津とは、藁灰釉(わらばいゆう)を掛けた唐津焼のこと。
藁灰釉は、稲の藁を燃やした灰を主成分とする釉薬で、焼成によって、釉が掛かった部分と素地が見え隠れし、その様子が「斑(まだら)」に見えることから、この名で呼ばれています。
火と薪の灰の作用によって生まれるもので、一つとして同じ表情はありません。

斑唐津は、唐津焼の中でも特に火に強い釉薬とされ、窯の中でも最も温度の高い場所に置かれます。
焼成の難易度が高く、作者の経験と判断が強く問われる仕事でもあります。

この斑唐津振り出しを手がけたのは、唐津・土平窯の藤ノ木陽太郎さん。
藁灰釉の原料となる灰は、年に一度、農家の方から分けてもらう農薬不使用の餅わらを燃やして作られています。

白の中に、静かに複数の色が息づく釉調。
土味を感じさせる露胎(釉の掛からない部分)との対比。
振り出しという小さな器の中に、斑唐津ならではの奥行きある景色が凝縮されています。

手に取るたびに異なる表情に気づき、手の中でゆっくりと味わっていただきたい一品です。

 

【 ご購入時の注意 】 
こちらは一点ものです。写真の作品をお送りいたします。
木箱・紙箱には入りません。あらかじめご了承ください。

ブラウザやモニターなど、ご覧になる環境によって
実際の色味と多少異なって見える場合がございます。

※ご購入前に必ずご利用規約をご確認ください。
※商品の交換・返品はお受けできません。

 

【 サイズ 】  直径約47mm × 高さ約88mm(蓋付 高さ約113mm)
【重さ】約86g
【 素材 】 陶器
【 取り扱い 】 電子レンジ×、食器洗い洗浄機×、オーブン×
手づくりのため、色やサイズに若干の個体差があります。

 

作家について

YOTARO FUJINOKI 藤ノ木 陽太郎
佐賀県唐津市生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。
故郷である唐津市鎮西町の土平窯に戻り、父・土平氏のもとで学び、独立。土づくりから成形、焼成までを一貫して行い、絵唐津、斑唐津をはじめ、茶道具、花器、酒器、食器、置物など幅広く制作。古い技法に学びながら、現代の感覚で唐津焼を伝えている。


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