音を起点に、目に見えない気配や空気の動きをすくい取るように描かれた、渋田 薫さんの絵画作品です。
渋田さんは、音を共感覚的に捉え、色やかたちへと翻訳する制作を続けています。画面に広がる色彩やリズムは、旋律のように行き交い、見る人それぞれの感覚や記憶に静かに触れます。
本作《Jardin》は、渋田さんの自宅のある香川県さぬき市の徒歩圏内の自然を観察し、音楽的な感覚で描かれた一枚。庭先や身近な緑の中を流れる風、草木の揺れ、足元でかすかに響く音など、日常の中にある穏やかな気配が、抽象的な色面とリズムとして画面に表れています。
抽象画でありながら、どこか庭の一角を切り取ったような親密さがあり、空間にやさしく馴染む佇まい。明るく澄んだ色調は、時間帯や光の入り方によって印象を変え、暮らしの中でふと視線を向けたくなる存在です。
横長で小ぶりのサイズ感は、リビングや書斎、寝室など、場所を選ばず取り入れやすいのも魅力のひとつ。作品は額装せず、そのまま壁に掛けていただける仕様のため、気負わずアートを暮らしに取り入れていただけます。もちろん、お好みの額に入れて楽しむことも可能です。
日々の生活の中で、音や風の気配を思い出させてくれるような一作です。
作品について
作品名：Jardin
素材：キャンバスにアクリル、油彩
仕様：額装なし（そのまま壁掛け可）
点数：一点もの
【作家コメント】
自宅のあるさぬき市の徒歩圏内の自然を観察し、音楽的に描いた作品です。
額は付けず、そのまま壁に掛けてお楽しみいただけます。
【 サイズ 】 約 縦200mm × 横600mm × 厚み38mm
【 ご購入時の注意 】
こちらは一点ものです。写真の作品をお送りいたします。
額装はしておりませんが、そのまま壁に掛けてお楽しみいただける仕様です。
お好みに合わせて額装していただくことも可能です。
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特別なお手入れの必要はありません。
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作家について
現代美術家・渋田 薫（Kaoru Shibuta）
1980年北海道生まれ。現在は香川県を拠点に制作。
音を共感覚的に捉え、絵画へと翻訳する独自の表現を軸に活動している。
これまでに、バルセロナ芸術文化センター Espronceda、サンタモニカ美術館（CASM）、ロシア国立現代アートセンター（NCCA）など、国内外のアーティスト・イン・レジデンスや展覧会で制作・発表を行う。
2023年度ペベオブランドアンバサダー。宗像みあれ芸術祭2023 参加作家。
自然や音、時間の流れを内包した作品は、空間に強く主張するのではなく、暮らしの中に置かれることで静かに呼吸をはじめるような存在感を持つ。
