久留米絣のブリッジランナー

いまや若い方もファッションアイテムとして注目する久留米絣。端正な佇まいで、柄のバリエーションが豊かな久留米絣で食卓を素敵に彩れたら…。そんな想いからGiemon Lifeさんと一緒に着想からお話し、久留米絣のブリッジランナーをつくりました。

久留米絣を織り上げるまでの緻密な作業工程は30ほど。伝統的な柄もモダンな柄も、日本人らしい感性が生きており、繊細な色合いや奥深い表情が私たちを魅了してくれます。ブリッジランナーは小さめ（短め）のテーブルランナーなので、ランチョンマット代わりにしても◎。リバーシブルでお使いいただけて、多彩な生地の組み合わせによって柄と無地を組み合わせて長くお使いいただけるように考えました。

こちらの「みずたま／グレー」は、片面は 深みのある濃紺色に水玉模様が愛らしく、もう片面はグレーの生地で使いやすい色使いに仕上げました。グレーは糸のところどころに長めの節（スラブ）が見られ、ナチュラルな織り柄模を楽しめます。

久留米絣は、括り（くくり）と呼ばれる技法で多種多彩な柄を表現し、手織りに近い独特の柔らかい風合いができます。はじめて手にしたときの生地の柔らかさは多くの人に惹きつけられています。そのうえ、お手入れも簡単です。 絣の美しい柄や色合いを生かした食卓のアイテム。朝、手軽にさっとかけられて片付けも楽なうえ、裏表使えるのでその日の気分に合わせていかがでしょうか。

【 サイズ 】 約W127cm×D34㎝

【 素材 】 綿100％

【お手入れ 】中性洗剤で手洗いをして軽く絞ったあと、シワを伸ばして陰干しをしてください。　また、漂白剤や漂白剤入り洗剤のご使用は避けてください。

Giemon life
青空のもと、藍色や黄色、グレーに染め上げられた糸が風にそよぐ。久留米絣の織元ならではの穏やかな光景です。その久留米絣の織元をまとめ、洋服や暮らしを通して久留米絣の魅力を伝えるGiemon lifeさん。伝統的な模様や久留米絣の良さを生かし、今のライフスタイルに合う提案を多彩に提案しています。
WebSite：https://giemonlivefactory.jp/

＜久留米絣について＞
日本を代表する伝統的な織物で、ゆっくりと空気をまとう機械織りでやわらかな風合いを出していきます。手作業の工程が多く、30工程以上を2～4カ月を要して織り上がります。幾何学をはじめ柄は無数に生み出され、近年は色合いの幅広さも魅力。本来は着心地の良さだけでなく柄の楽しさも庶民に受け入れられ発展してきた織物ですが、時代を超えてファッションアイテムとして工夫しながら残していきたい伝統美を感じさせてくれます。

＜ブリッジランナーについて＞
ブリッジランナーとは、テーブルに向かい合わせで座った相手と橋渡しをするように掛ける帯状のクロスのこと。もちろん、テーブルセンターのように使っても、暮らしの中で布を楽しんでいただけたら嬉しいです。