もけらもけら

音を起点に、色やかたちを共感覚的に捉え、絵画へと翻訳する渋田 薫さんのアート作品です。

本作《もけらもけら》は、元永定正氏の絵本『もけらもけら』から着想を得て制作された一枚。
渋田さん自身が語るように、「けったいなもの」を描くことを意識しながら、音やリズムの感覚を手がかりに、自由でのびやかな画面が構成されています。

抽象的でありながら、どこか親しみのあるかたちや色の重なりが印象的で、見る人の想像力を自然に引き出します。明るく軽やかな色調は、空間にやさしい動きをもたらし、日常の中でふと気持ちがほどけるような存在です。

やや大きさのあるサイズ感ながら、主張しすぎることはなく、リビングや書斎、子ども部屋など、さまざまな空間に取り入れやすい一作。額装せず、そのまま壁に掛けていただける仕様のため、気負わずアートを暮らしに迎えていただけます。もちろん、お好みの額に入れて楽しむことも可能です。

作品について

作品名：もけらもけら
素材：キャンバスにアクリル、油彩
仕様：額装なし（そのまま壁掛け可）
点数：一点もの

【作家コメント】
元永定正氏の絵本『もけらもけら』からインスピレーションを得て制作しました。
画家が取り組んだ「けったいなもの」を描くことを目指した作品です。
額は付けず、そのまま壁に掛けてお楽しみいただけます。

 【 サイズ 】 約 縦530mm × 横460mm × 厚み25mm

【 ご購入時の注意 】

こちらは一点ものです。写真の作品をお送りいたします。
額装はしておりませんが、そのまま壁に掛けてお楽しみいただける仕様です。
お好みに合わせて額装していただくことも可能です。

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特別なお手入れの必要はありません。

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作家について

現代美術家・渋田 薫（Kaoru Shibuta）

1980年北海道生まれ。現在は香川県を拠点に制作。
音を共感覚的に捉え、絵画へと翻訳する独自の表現を軸に活動している。

これまでに、バルセロナ芸術文化センター Espronceda、サンタモニカ美術館（CASM）、ロシア国立現代アートセンター（NCCA）など、国内外のアーティスト・イン・レジデンスや展覧会で制作・発表を行う。
2023年度ペベオブランドアンバサダー。宗像みあれ芸術祭2023 参加作家。

自然や音、時間の流れを内包した作品は、空間に強く主張するのではなく、暮らしの中に置かれることで静かに呼吸をはじめるような存在感を持つ。